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​第1話~まずは自己紹介

むっくん(以下む)「なんかここで色々と喋って欲しいって上からお願いが来たよ」
ゆうちゃん(以下ゆ)「それってお願いという名の命令でしょ。ほんと、あの人達は無茶振りが好きだよね」
む「まあでも、僕らの説明も無髄神経と有髄神経ってだけじゃ意味不明だから、ちょうど良い自己紹介の場になるんじゃないかな」
ゆ「それもそっか。せっかくマスコット役をおし...仰せつかったんだから、せいぜいその役割を楽しませてもらわないとね」

む「何だかゆうちゃんが危険な方向に走り出しそうなので、早速ですが自己紹介に入らせてもらいます。僕は無髄神経線維のむっくん」
ゆ「私は有髄神経線維のゆうちゃん。......って、むっくん、これ何の説明にもなってないよね?」
む「うーん、でもここで有髄線維はシュワン細胞が幾重にも取り巻いて髄鞘を形成しランヴィエ絞輪を跳躍伝導が~って語り始めても誰も読んでくれない気がする」
ゆ「......確かにそうかも。じゃあ、ざっくりと説明するね。私は素早いのが特徴で運動神経なんかを担当してます。もし私がのろまだったら手足を動かしたいと思っても実際に動くのは 5 秒後とかいう悲しいことになっていたかも」
む「......(なんかディスられてる気がする)僕はゆっくりなのが特徴で自律神経、つまり交感神経や副交感神経なんかを担当してるよ。緊張した時に汗が出るまで尐し間が開くのは僕がマイペースだからかな」
ゆ「そんな私たちは今回、本九祭のマスコット役を押し付けら......仰せつかりました」
む「トップの人の感性が少し独特だからテーマがシナプスになって、マスコットは神経線維ということに」
ゆ「あれは感性が独特というか単なるへんじ......はひふふほ、へんひんをへんひんとひってはひがはふひほ」
む「(ほんとゆうちゃんは好きにしゃべらせるとすぐに危険な方向に......)少々不適切な発言がありましたことをお詫びいたします」
ゆ「ぷはあ、いきなり人の口をふさぐなんてひどいじゃない!」

む「下手なことを言うとこのコーナーごと僕らの存在が消されそうだし。それよりもゆうちゃん。本九祭自体についての説明が先じゃない?」
ゆ「こほん、えっと本九祭というのは熊大医学部の学園祭のことで、医学部が九品寺・本荘地区に跨っているのでそういう名称になっています」
む「まだまだ語りたいことは多いですが、字数の問題から今回はこの辺で」
ゆ「まだほとんど何も語れていませんが、では、また次回をお楽しみに~。」

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